きもの旅日記 / kimono_atelier_akane

きもの姿で世界中の都市を旅するブログ「きもの旅日記 - Carnet de voyage en kimono-」 100都市きもの旅を目指して、日々更新中です。

(2019/2/16 追記) 【きものちしき】京友禅染の工房「高橋 徳」さん工房見学

f:id:akane-kyoto:20150806234722j:plain
こんにちは、Kimono atelier Akaneです。

2019年 春から始まる「きもの旅日記」というブログの準備期間中です。
Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
2015年8月に書いた、「高橋 徳」さん工房見学のおはなしです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

京友禅染の工房「高橋 徳」さんに工房見学に行ってまいりました☆

 

素敵な日本家屋の中に入ると、手前にギャラリーがあります。
その奥に坪庭、情報発信のスペースが続きます。

f:id:akane-kyoto:20150806235605j:plain

さらに奥に行くと、染め工房があります。

今回の工房見学は、まず座学にて友禅染の工程についてのお話しを伺いました。

 

そもそも友禅染とは

のりで防染(染めない所をのりで、ふせて他の場所を染める)して、染めていく技術です。友禅染には、主に京友禅・江戸友禅・加賀友禅の3つに分けられます。

 

友禅染の発祥】

昔々、360年前の江戸時代、徳川綱吉の時代に贅沢を禁止する、奢侈禁止令が出ました。豪華とされる「絞り・刺繍・金糸・金箔」はNGとされました。

 そのすべての技法を用いない技法として、のりで防染しつつ着物一反を染め上げる、友禅染が始まりました。

当時人気のあった扇絵師、宮崎友禅が、きものの世界へ進出。

贅沢を抑えた友禅染技法を用い、絵画的なデザインをした着物が庶民の間で大変人気となりました。

今でいうデザイナーズブランドとして、「友禅染」という名前がつけられたそうです。

 

友禅染について、諸々説明していただきつつ、昔の図案例を見せてもらいました。

昔の図案は大変おしゃれで、とても素敵です。

 

 大胆な縄のれんデザインや囲碁柄のおきもの!

f:id:akane-kyoto:20150806234850j:plain

その昔、縄のれんは虫よけの為に料理屋さんの前にのみかけられていたそうです。

では、なぜ女性の着るきもの柄に、縄のれんを描くのか。

見染めた女性に、余計な虫が付かない様に、縄のれん柄の着物を贈ったそうです。

大変、洒落ております。

 

加賀友禅

前述の扇絵師、宮崎友禅が金沢の加賀に身を寄せた際、

糸目糊防染による手描きの染のみで染めるあげる、加賀友禅を確立しました。

 

 座学が終わった所で、実際の作品を見つつ友禅染の加工工程を見せて頂きました。

↓これは染め後、装飾前の作品です。

f:id:akane-kyoto:20150806235223j:plain

加賀友禅は手描き染めのみで、刺繍や絞りなどの装飾加工はしません。

 

華やかさを求める京友禅は、染め後に金箔加工や刺繍をして飾りつけをします。

 

↓金箔が施されている所です。指で指されている個所は、糸目糊の白い跡が残っていますが、その下の花は箔で装飾されています。

f:id:akane-kyoto:20150806235037j:plain

*実際に職人さんが作業をされている工房内は、職人技術を守るため、写真撮影禁止でした。

 

昔の図案の数々をご紹介頂きました。

白黒写真しかなかった時代に、今後に技法やデザイン、色彩を残す為、

用いられた方法は、木版画でした。

木版画で、繊維の糸のほつれまで表現されています。

f:id:akane-kyoto:20150806235705j:plain

 

関東の民芸博物館の、古来のきものを再現をされたそうです。

きものに描かれた京都。

f:id:akane-kyoto:20150806235845j:plain

清水の舞台と滝。

足元に描かれた立派な橋は、五条大橋

その左ななめ上の簡易的な橋が、四条大橋でした。

四条大橋は、鴨川が増水すればすぐ流される様な、庶民が利用する橋でした。

その庶民の四条大橋の下で、庶民の踊りが始まり、それがいずれ歌舞伎となり、

今も四条大橋を渡れば、南座があるのだとか。

地主神社は元々は桜の名所だったらしい。桜の色味が秋色な事にびっくり。

f:id:akane-kyoto:20150807000008j:plain

 

 

最後にお茶と梅甘露を頂きつつ、京の井戸水についてしばし歓談。

トップページ|染工房「高橋徳」

f:id:akane-kyoto:20150807000238j:plain

 

(2019/2/12 追記) 【きものコーディネート】Kimono atelier Akane ゆかたコーディネート例 7点

f:id:kimono_atelier_akane:20190215140430j:plain


こんにちは、Kimono atelier Akaneです。

2019年 春から始まる「きもの旅日記」というブログの準備期間中です。
Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
2015年7月に書いた、ゆかたコーディネート例 8点のご紹介です。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

あかねの浴衣レンタル♪

浴衣・半幅帯・着付道具に加え、お着付け込みで3000円♪

下駄、カゴなどのレンタルは別途500円頂戴しております。

 

コーディネートは、基本的にこちらにお任せください。

着ていくシーンや、お迷いの場合はお気軽にご相談くださいませ。

 

【ピンク系】

① 菊柄型染めの浴衣・エメラルドグリーンの帯

白地にピンクの型染め・ぼかしの、かわいらしい浴衣です。

エメラルドグリーンの半幅帯を合わせて、個性的なコーディネートになりました。

f:id:kimono_atelier_akane:20190215140414j:plain

②淡いクリーム地に桜柄のゆかた・

淡いクリーム地の浴衣。地色にもぼかしと、ほんのりラメのラインが入っており、

一見かわいい雰囲気ですが、しっとり大人っぽさもある浴衣です。

f:id:kimono_atelier_akane:20190216145059j:plain



【むらさき系】

③白地にあじさい柄黒い帯

アイボリーの生地に、手描きの様な紫陽花の描かれた、浴衣。

手描き風のぼかしが、大人っぽさを感じます。

黒のレースドット柄の黒い半幅帯、ブルーグレーのレース帯締めを合わせて、

大人かわいいコーディネートになりました。

f:id:kimono_atelier_akane:20190216144845j:plain



④紺地・幾何学

深い藍にシルバーの縦ライン、絣風の円。

花柄の浴衣が多い中、大人しい色彩で幾何学のみといった、

シンプルでクールな一枚。

f:id:kimono_atelier_akane:20190216145531j:plain

 

藍色に菊

深めの藍に、型染めぼかしのの菊。

あじさい部分が、かわいらしい淡い色でぼかし染めされています。

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190216150359j:plain



⑥藍絞り お花

オーソドックスな絞りの浴衣。

本来、藍は虫よけにもなりました。

昔ながらの落ち着いた浴衣です。

f:id:kimono_atelier_akane:20190216151003j:plain

*こちらの商品はSサイズです。身長158cmくらいの方向けです

⑦藍 絞り丸

深めの藍染が地色という贅沢な浴衣。

柄も基本の丸の絞りが所々にあるだけ、という、

通向けの一枚!! かっこいい。。。

f:id:kimono_atelier_akane:20190216150256j:plain

 

 

 

この夏は、浴衣でおでかけされて下さいね☆

(2019/2/12 追記) 【きものちしき】ゆかたTPO・着用シーンについて

f:id:kimono_atelier_akane:20190212134013j:plain


こんにちは、Kimono atelier Akaneです。

「きもの旅日記」というブログを始める前に、Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
2015年7月に書いた、浴衣TPOのおはなしです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

「川床にゆかたで行きたいと思います。暑いですし…。」

といった、ゆかたのTPOについてのお問い合わせ。

 

きもの暦が確立された昔より、現代の気候は変わってきております。

6月でも暑い昨今、本来のきものの暦に従っていられなくなりました。

7月初旬の京都は既に猛暑で、夏きものよりも浴衣1枚でお出かけしたいところです。

 

もはや浴衣姿が、溢れてもいいのではないか?

Tシャツよりは浴衣の方が、風流でよいんじゃない?

と、私は個人的に思います。

 

…とはいえ、洋服でもTシャツかワンピースか、サンダルかパンプスか、その時々のシーンには合わせて服装を変えると思います。

川床、といってもカジュアルなお店から、きちんとしたお座敷まで様々あります。

暑いからと言って、いつでもどこでも浴衣でいい訳ではない。

その微妙な浴衣着用シーンについて、まとめてみました!

 

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190212133951j:plain

【浴衣】

 

本来は寝間着であった。

基本的に着用時は裸足。

故に今も裸足にサンダルで入れる場所は浴衣でOKですが、

靴が必要な場所には、浴衣を着て行かない方が、無難です。

洋服でいうと、短パンにTシャツ、ビーチサンダル程度の装い。

着用シーン: 街散策、居酒屋、ビアガーデン、カジュアルなカフェ、定食屋など。

NGシーン: 洋服で裸足やサンダルで入れない場所。お座敷、ホテルでの食事など。

 

 

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190212134018j:plain

【浴衣に夏物長襦袢、レース足袋など】

寝間着であった浴衣の発展版。

レース足袋などで裸足でない分、お座敷川床などにはベスト。

洋服でいうと、腕の露出したカジュアルワンピースにパンプス。

京都の夏は、舞妓さん達がお稽古時に、夏物襦袢・浴衣・夏物名古屋帯・足袋・下駄

という姿で歩いていて、涼しげです。

着用シーン: お座敷川床

NGシーン: ホテルでのお食事、室内でのお座敷。お式ごと。

 

 

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190212134003j:plain

【夏きもの】

お式事以外であれば、様々なシーンに着用可能なのが、夏きものです。

素材に透け感もあり、涼しそうに見えるのがすてき。

洋服でいうと、袖のあるワンピース、カジュアル素材のスーツ、にパンプス。

着用シーン: ホテルでのお食事、室内でのお座敷

NGシーン: フォーマルなお式ごと

 

結婚式やお顔合わせなどの、お式ごとには暑くても必ず訪問着・振袖といった、

フォーマル着物をお召しくださいね♪

 

 

ゆかたTPOが、少しでも解かりやすくなればいいな、と思っています。

 

 

(2019/2/9追記) きもの夏もの衣替え

f:id:kimono_atelier_akane:20190207194751j:plainこんにちは、Kimono atelier Akaneです。

「きもの旅日記」というブログを始める前に、Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
2015年6月の単衣から夏物になる頃のおはなしです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

夕方の京都では、コンチキチンとお囃子の練習が聴こえてくる様になりました。

もう祇園祭の準備をする頃ですね。

京都に夏がやってくるなぁ…としみじみ思いながら過ごしています。

フランス、ニース在住の友人からのお便りでは、6月は晴天で暑い日々が続き、もう完全に夏日和とのこと。

梅雨シーズンばかりは、フランスが恋しくなります。

 


きものの暦上、今月6月と9月は裏地のない単衣の着物を着ます。

盛夏である7月・8月は透け感のある絽・紗という素材の着物に、シャリ感のある夏物帯・小物を。もしくは浴衣に半幅帯、と月によって、着るきもの・素材を変えるのです。

シャリ感とは?夏もの素材って?については、またおいおい書いていきます。

 

Kimono atelier Akaneの看板猫こうめさんも、夏仕様に衣替え。

夏の毛に生え変わりはじめたので、洗ってあげました!

f:id:kimono_atelier_akane:20190207194746j:plain

 

(2019/2/7追記) 【きもの旅日記】Kimono atelier Akane タイ・ベトナム1週間の過ごし方

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184637j:plain
こんにちは、Kimono atelier Akaneです。

「きもの旅日記」というブログを始める前に、Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
最初は2015年3月にタイに行った時のおはなしです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

Kimono atelier Akaneです。

事業オープンして早々、1週間のバカンスを頂きました。
(一応、買付旅行という大義名分の元、)タイ・ベトナム旅行に行ってまいりました!


変わり結びにつけるコサージュや、帯留兵児帯代わりに使える小物・布など

に出会えるのでしょうか。

 

【タイ(バンコク・アユタヤ)】

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184641j:plain

涅槃像。派手だよ!

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184644j:plain

タイ料理♡

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184648j:plain

木に埋もれた仏頭。

 

ベトナムホーチミンメコン川)】

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184652j:plain

手漕ぎボートでジャングル?を下る。

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184655j:plain

パパイヤ美味しい。。キッチュなガラスコップがかわいい。

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184658j:plain

ドラゴンフルーツ?を売る人。
ハンモックで寝る人は、至る所にいました。

 【収穫物】

コサージュ4つ。フェルトで出来た丸いのは、帯留の様に使えるかも。
貝で出来たさかなも、帯留に。
レースは、どうやって使うか考え中。

f:id:kimono_atelier_akane:20190207184702j:plain

次回は、これらを使用した春コーディネートを紹介いたします♪

(2019/2/6 追記) 【きものおさんぽ会】☆伝統産業の日☆

f:id:kimono_atelier_akane:20190206173258p:plain


(2019/2/9追記) こんにちは、Kimono atelier Akaneです。

「きもの旅日記」準備期間に、Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載しております。
今回は、2015年3月の東山花灯路のおはなしです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

Kimono atelier Akaneです。

伝統産業の日2015 に、きもので行ってきました☆

 

伝統産業の日とは…

京都市では春分の日を「伝統産業の日」と定め、市内の神社仏閣など各地で、

着物や工芸品に関する多彩なイベントを開催。

期間中(3月14日~3月22日)、きもの姿の方は市バス・地下鉄が無料!
きものパスポートも持って、お着物姿でおでかけされてくださいね♪

 

 

あかねスタッフも、さっそく東山花灯路 に行ってまいりました!

長楽館に万華鏡をプロジェクションマッピングしていました。

長楽館のレトロな洋館にも、うっとりですが、
ゆっくり動く万華鏡を、お庭でジャズを聴きながら見れます☆
円山公園ホットワインを手に入れて、万華鏡みながら、のんびり出来るので、大変おすすめ。

f:id:kimono_atelier_akane:20190206173303j:plain

知恩院。登り切ったら、リアルタイムでサンドアートで風神雷神を描いておられました!

f:id:kimono_atelier_akane:20190206173306p:plain

狐の嫁入り。

 

 伝統産業の日は、他にも色々イベントがいっぱい。

あと1週間ですが、是非おきもので、お散歩されてください。

 

私 個人的に興味深いのは、

京都国立博物館での琳派プロジェクションマッピングと、

八坂さんで舞妓さんを見たいと思っております。

 

 *実は既に、あかねHP アップロードしてます。
http://akane-kyoto.com/

(2019/2/5 追記) 【ブランド立上げ当初】 Kimono atelier Akane HP用シューティング

f:id:kimono_atelier_akane:20190205165923p:plain


こんにちは、Kimono atelier Akaneです。

「きもの旅日記」というブログを始める前に、Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
最初は2015年3月ブランド立上げの頃のおはなしです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

さて、今回はお着物に関係する話を書きます。

2月某日、着物レンタルあかねHP用写真を、京都にて撮影してまいりました。

 

撮影場所としてご協力頂いた、京町屋・フランス語話す人向けシェアハウス、

【TOWA】さん!(現【Studio Corps Labo】さん)

素敵なエントランスにお庭、ランプや窓なども大変かわいいです。

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190205165929p:plain

エントランス内側から。

 

f:id:kimono_atelier_akane:20190205165934p:plain

京都某所にて。

 

【訪問着:淡いグリーン地に、季節の花々】

淡いグリーン地に、季節の花々が描かれており、明るい新春を彷彿と

させるお着物です。

ご結婚式にご参列の未婚の方は、帯を変わり結びにして華やかさを。

既婚の方は、二重太鼓ですっきりとお召頂けます!

おススメご着用シーン:

結婚式、お顔合わせ、入学式・卒園式、お宮参り、七五三など。

レンタル・着付け料金:

 16000円

 

【撮影メンバー】

モデル:さくらちゃん

撮影:上野くん

ヘアメイク:ようこさん

着付・ディレクション:岡西