こんにちは、Kimono atelier Akaneです。
2019年 春から始まる「きもの旅日記」というブログの準備期間中です。
Kimono atelier Akane開始当初のブログを、こちらに転載していきます。
2016年5月にブランド立上げ時に行った、Makuakeでのクラウドファンディングのページからの抜粋です。
事業開始時は、クラウドファンディングにお世話になりました。
実際始めてみると、なかなかご協力頂けず、何度何度もめげました。ひたすらご協力をお願いし続けた結果、支援最終日の前日に奇跡的に目標を達成でき、泣きながらオープンの日を迎えた事が、今さっきの事に思い出されます。
※万一、当時の手拭いが届かなかった方がいらっしゃれば、ご連絡ください。
数件住所不明で戻ってきており、メールでご連絡するも、宛先不明で戻ってきております。
※もし、今からでもご支援ご希望の方がいらっしゃれば、下記アドレスから「ボルドーからの手紙」をご選択ください。
ボルドーでの日々の生活をつづって、日本までお送りします!
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■着付師になるきっかけはパリ■
私が着付師になろうと思ったきっかけは、10年前。
当時住んでいたロンドンから、パリへ旅行した際、パリの書店に貼られた「きもの貸します」というアノンスを見つけ、
「これは、私にも出来るかもしれないな!」と直観的に思いました。
当時、浴衣を持参していたのですが、フェット(ホームパーティ)などにゆかたで行くと、とても好評で、
「きもの姿はフランス人にとても好評なんだな!」と思いました。
きものをフランスで広める事は出来ないか、きものを通して国際交流をしたい!と強く思いました。それに、きもの姿でパリを歩くを想像してみると、その様子はとても素敵でした。
「日仏文化交流をしたい」という強い想いと共に、一度日本へ帰国。
2年間日本で着付を学んだ後、再度フランスに渡り、きもののアソシエーションをされていた方のアシスタントとしてパリで働き始めたのが、着付師になるきっかけでした。
■パリで広がる人の輪■
2年間日本で着付を学んだ後、再度フランスに渡り、出張着付師として働きました。
「きもの・フランス」というキーワードだけで渡仏した私でしたが、
現地の語学学校で出会った、数人の日本人や欧米人(同じくらいフランス語が、片言だったので分かり合えた)をはじめ、友達の輪が広がりました。
語学学校で友人たちは、フランスでは我々アジア人と同じ様に、外人ではありますが、同じパリに惹かれて渡仏してきた者同士。手に職があったり、自分を表現する事を仕事にしている人が多く、大変刺激を受けました。
普段の暮らしで誰かのお家でのフェット(ホームパーティ)に招待してもらうと、沢山のステキな人々に出会えました。
フェットでの時間、人とのつながりは、日本に戻った今も 私に強く影響を残しています。
日本で、友人・さらにその友人を家に呼んでパーティをすることは少ないかもしれません。しかし、フランスでは日常的に人を自宅に招待します。ある外国人友人は、日本は外食が安価なので、外で集まっての交友が多く、フランスは外食が高額なので家で集まるのだと言います。
しかし私は、元々の人との寄り添い方がフランス人と日本人では、全く違うんじゃないかなと思っています。
家というプライベートな空間で、料理を作って友人を呼んで、ゆったりとだらだらとお喋りして一緒に過ごすのが、フランス人の交友方法なんじゃないでしょうか。
そんなゆるく集まる感覚が大好きになり、招待して頂いたフェットで、徐々にお付き合いの輪を広げていくのと同時に、きものの質問や、着付のご依頼を受ける様になりました。
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